【第6ミッション僕達の赤ちゃん誕生!】

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 今日は12月24日、クリスマスイブ。  朝からアケビさんはケーキ作り。 「アケビさん、急がないと今日は産婦人科の診察日だよ。  早くしないと間に合わないよ……」 「カトケンさん、分かってるって!もうすぐケーキが焼き上がるんだから、ちょっと待ってよ。」  アケビさんは、何でも夢中になったらいつもこうだ。 「すみません……遅れてしまいまして。」 「大丈夫ですよ。  ここは田舎の産婦人科だから、患者は1人もいないし、お茶してた所だったし……」  僕は思った。  じゃ予約時間なんて別に言わなくたって…… 「しかし、夫婦で来るなんて感心ですな。」 「僕は働いてないから暇なのも有りますが、アケビさんの事が心配なんです。」 「えっ……働いてないの⁇  子供を産んで育てるって大変なんだよ。  それを分かって産むの?」 「す、すみません……」  僕は、この場でも説教をされた…… 「カトケンさんなら大丈夫!  私と生まれて来る赤ちゃんを絶対守ってくれます!」 「ぼ、僕は生まれて来る赤ちゃんも絶対、幸せにします。」 「頑張ってよ。  まぁ、この村では子育て支援が充実してるから、村中で応援してくれるからね。  じゃ、診察しましょう。 あれっ、心音が2つ……」
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