【第6ミッション僕達の赤ちゃん誕生!】

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カ、カトケンさん、正月って言うのに沢山の子供達だよ……」 「もうすぐ、パンが焼き上がるから、子供達を大広間にあげていいよ。」  子供達には食パンを無料で振る舞った。 「いっぱい食べてよ!愛するダーリンが愛情込めて使ったパンなんだんだから!」 「美味しそう!いただきまーす!」  正月から僕達の家は賑やかな生活に変わった。  子供って本当、可愛いもんだ。  これが我が子だったら、尚更、可愛いもんなんだろう。  取り敢えず、僕の退職金とCM料が有るから生活には困らないが、この先の不安は有る。  僕は愛情持ってパンを焼いた。 「カトケンさん、輸入の小麦粉でも、愛情がこもっていたら味ってこんなに変わるもんだね! 数段、カトケンさん腕をあげたよ。  早く、助六さんの小麦粉で食パンを食べたいね!」 「うん。麦が収穫して小麦粉になるのは、7月の初めだから、アケビさんは臨月だよね。  赤ちゃんに1番に食べさせたいなぁ〜」 「無理だよ!生まれて直ぐに食パンなんて……」 「あっ、そうなんだ……」 『トメさん、大丈夫かい?あの夫婦は!』 『特に、あの旦那に赤子を任せられんかの〜』 『すみません……明美もアホな奴と結婚して皆さんにご迷惑おかけします。』 『でも、可愛い2人やのぉ〜応援したくなるわい。』 『それより、助六は元気になったが、よっぽど、馬小屋が気に入ったのかのぉ〜』 『変な人ですよね!馬小屋が好きだなんて!』
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