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アケビさんはイチゴジャムを作り出した。
「カトケンさん、ちょっと味見して！」
「凄く美味しいよ。
店内でも販売しよう、絶対売れるよ。
でも、沢山の野菜、貰うのは嬉しいけど、2人じゃ食べきれないよ……」
「カトケンさん、貰った野菜でお惣菜を販売しない？
そして余ったら、子供達に出してあげたらどうだろう……」
「アケビさんが大変になるだけだよ。
お腹の赤ちゃんも居るのに……」
「大丈夫よ。やっと安定期に入って来たから！ 何かしないと落ち着かないのよ。」
なんてアケビさんはパワフルなんだろ……
ー美肌化粧品会社ー
「せっかく、プロバイクレーシングチームを作ったのに、加藤明美は転倒、そしてまさかの妊娠……
これじゃ、化粧品の宣伝も出来ないじゃないか！」
「新たな若手のホープを探しますか？」
「あんな素晴らしいレーサーは他にいないぞ！」
「ピンポ〜ン♪♪♪」
「あっ、また、スター速井が来ました。」
「また、アイツか……よっぽど、暇なんだろうな、開けてやれ！」
「合田社長、私、イケメン4に新曲を書いたんですよ。
今回の曲は大ヒット間違い無しですわ！」
「今回も駄目じゃないんですか？」
「何を言います合田社長。
今回の曲名は、【お馬鹿なアイツに一目惚れ】なかなか興味を惹かれる曲名でしょ。
しかし、あのイケメン4だと私の曲が台無しだ……どうしても、加藤健二君に歌って貰いたいんだ……」
「無理でしょ……」
「実は良い案が有るんですよ……」
「良い案⁇⁇」
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