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ー美肌化粧品会社ー
「スター速井さん、本当に大丈夫なんですか?
加藤健二のCM切れの話がさっき来たばかりですよ。」
「アホな一馬でも絶対上手くやってくれますよ。彼だって生活が掛かってるし、事務所からもちゃんと給料払っているんだし大丈夫ですって!」
「絶対、加藤健二は美肌化粧品の第二弾のCM撮影してくれるんでしょうね……」
「大丈夫ですって!私に任せてよ。」
ー助六さん宅(馬小屋)ー
「助六さん、すみません、僕の知り合いの一馬君です。
パン屋を手伝いに万福村に来てるんですが住む所が無くって…
明日でも役場に古民家探しをしょうと思ってるんですが……」
「それで……」
「一馬君を助六さんの本家に少しの間、居候させてくれないでしょうか?」
「そう言えば、最近はトイレぐらいしか使って無いから、家がホコリだらけになっていたなぁ……
部屋を掃除してくれる条件なら構わないよ。
でも、ネズミの音で寝れないよ……」
「おっさん、この家、ネズミが居るの?
オレ、ネズミ大好き!田舎って、ペットを檻に入れて無いんだね!」
「ペット……?」
そして一馬君は助六さんの家での生活が始まった。
『私の部屋に変な若造が入って来ました。』
『あぁ〜あの若夫婦がさっき連れて来た子じゃ!』
『明美達がですか?』
『可愛い我が子が連れて来たんじゃ、仲良くしてやれや!』
『トメさん達の部屋にも入って来るかも知れませんよ……』
『ワシらは鍵を掛けておく』
「すげ〜デッカい部屋、あれっ……この部屋だけ開かないぞ……あっ、変な声がする!イケメン4のムサシが隠れていたりして!すぐ、オレをビックリさせるからなぁ……ムサシ隠れても無駄だよ。
でも、わざわざこんなど田舎に来るはずないかぁ……
でも、1人なのに何か賑やかで楽しいなぁ〜」
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