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「ツクシさん、大繁盛ですね。」
「健二君の食パンのお陰だよ。」
「でも、ハウスで自家製コーヒー豆を栽培が成功して、今度は蜂蜜作りまでしてるんでしょ。
凄いよ、ツクシさんは！」
「万福村の蜂蜜と健二君の食パンでハニートーストを作ったら最高の味なんだぁ、食べて行ってよ。」
「わっ、美味しそう！頂きます。
う、美味いよ、ツクシさん。」
「あっ、明美ちゅんまたレーサーに戻るんだってね……健二君、子供の事で困ったら、輪奈美も居るからいつでも頼ってよ。」
「その時はお願いします……」
作戦成功だ。
「アケビさん、ツクシさん達が困ったらいつでも歩美と歩夢を面倒みてくれるんだって！
頼れる親が近くに居て良かったね。」
「カトケンさん……私達の子供だよ。
本当に困った時はお願いするけど、私達の子供だよ。
最初から頼むなんておかしいよ。
仕事してる時だって、一馬君に仕事を任せても大丈夫なんじゃない……
子供はちゃんとパパを見てるんだから……」
ー美肌化粧品ー
「やぁ、よく来てくれた！明美さん。」
「合田社長、長い間、お休みしてすみませんでした。」
「もう、体型も戻ってるね。」
「はい。筋トレは欠かさずやってましたから！」
「夏の全国ロードレース選手権に向けて頑張ってくれ！
今回は男女参加だよ。」
その日からアケビさんの練習は始まった。
「カトケンさん宜しくね！3時間くらいしたら戻ってくるから！
離乳食を冷蔵庫に入れてるから、温めて食べさせてね！」
初めて1人でする育児、この2人が頼れるのは僕だけだ。
「歩美、歩夢、安心していいよ。
パパが居るから大丈夫！」
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