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ー助六さん宅ー
「一馬〜!お友達が来たわよ〜
もしかしてまだ、健二さんのところでお仕事中かしら……
あなたはイケメン3のムサシ君じゃない?」
「はい。ちょっとニート生活に飽きて一馬に逢いたくなっちゃって!」
「上がってて!もうすぐ一馬、帰って来ると思うから!」
「ありがとうございます。」
「これが一馬の部屋かぁ〜
一馬が帰って来るまで隠れてようかな!」
ムサシ君は押し入れに隠れていたが、いつの間にか寝てしまった……
「ムサシ君、お茶菓子持って来たわよ……
あれっ、いないわね……
帰ったのかしら……」
「馬実さん、ツクシさんの喫茶店に行かないかいかい?」
「そうね!助六さん一馬もまだ帰って来てないしハニートーストでも食べに行きましょうか?」
「馬実さん最近、ツクシさんのハニートーストばかり食べてるから太ったんじゃない?」
「助六さん、レディーにそんな事言わないの!」
「ごめん!ごめん!」
「ただいま〜
あれっ、助六父ちゃんも母ちゃんも居ないのか……
お腹空いたなぁ……あっ、お茶菓子だ!
いただきまーす♪♪
押し入れにこの前貰ったワインが有るからお茶菓子と一緒に頂こうかなぁ♪♪♪」
一馬は押し入れを開けた………
「ぎゃーーーーーーーーーーっ!今度は猫なんかじゃない!幽霊だぁーーーーーー!」
一馬は気絶した。
ムサシは気にせず寝ていた……
「あぁ〜よく寝た。
あれっ……一馬、なんで寝てるの?」
「ム、ムサシ……
押し入れにオバケが……」
「えっオバケ?」
「オレ、こんな部屋嫌だよ!」
「俺も2、3日、一馬の家でお邪魔しようと思ったのに……オバケの居る部屋なんて嫌だよ。」
「そうだ!今日から前に助六父ちゃんが暮らしていた馬小屋で生活しようよ。
あそこなら何日いても構わないぞ!」
「本当に?」
『えっなんでアホな一馬と変な、にいちゃんまで俺の住処にやって来たんだ!やっと静かになった何処なのに……』
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