第7ミッション        僕、イクメンになります。

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「一馬、今度の夏祭りイケメンメンバーが集結してもカトケンさんが歌ったら、俺達またカトケンさんの付録だよな……」 「ムサシ君は作詞、作曲してるから、もう付録じゃないよ。  それに最近の本って付録で買う奴もいるんだぞ!」 「一馬いい事言うな!……ただのアホと思ってたんだけど。」 「……。」 「ところで、俺と一馬でデュエットを組まないか⁇」 「俺、いい曲書いたんだ!見てくれよ。  この曲は、俺達しか歌えない曲なんだ。」 「なんだ?オレ達の曲だって⁇見せて……」 【馬小屋から出発】 「何だ?この曲、変なの⁇」 「ちょっと歌ってみるよ。一馬、聞いてて!」 《夢を忘れてた俺達2人が毎晩語り合った場所、そこは馬小屋♪♪♪天井から見える星♪♪♪俺達は手を伸ばし捕まえようと誓ったあの日♪♪♪》 「ムサシ、すげ〜よ!  最高に良い曲だよ!これ、いつ歌うんだ?」 「夏祭りの2曲目に歌うんだ。  もちろん、俺と一馬のデュエットで……」 「オレ、忘れかけていた。  もう一度、自分達の手で星を掴みたい」 「一馬、やってみるか?」 「もちろん」  一馬君もムサシ君も自分達の未来に向かい、少しずつ歩み出しているみたいだ。
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