第7ミッション        僕、イクメンになります。

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 ムサシ君の作詞作曲した歌が今始まる。  ニートになって家で苦しんでいた時に作詞作曲したムサシ君の曲……  僕は全力でムサシ君に届けたい。  そして、ここに来ている人達にも僕の気持ちを伝えたい。 「さぁ、ムサシ君、行くよ!皆んな、オタマトーン持った⁇」 「皆んな持ってるぞ!」 「ヨシャ!」  ♪♪♪ドン!ドン!ストトン!君のハートはマリンブルー♪♪♪海より綺麗なマリンブルー♪♪♪ 【す、す、す凄いシビれる曲!今までの曲と大違い!それにカトケンさんのイメージにピッタリ!】 【何、この心に響く曲と歌声は!!!】  一気にイケメン5に大声援と悲鳴が起こった。  隆一君、演歌の見せ所だよ! 「ヨシ!カトケンさん任せろ!」 ♪♪♪ソーランソーランヨイヨイ! 【わっ、あのイケメンメンバーの隆一って、あんなに歌声良かったんだぁ……】 【私、隆一のファンになりそう!】 「海斗君!君のキレキレのダンスを見せやって!」 「任せてろ!」 【凄い!海斗ってあんなダンスが上手かったんだ!】 【まるで人間じゃないわ!タコ入道みたい!】 ♪♪♪君のハートはマリンブルー♪♪♪海より綺麗なマリンブルー♪♪♪  ソーランソーランヨイヨイ! 【凄い!イケメン5が1つになってる!】 【イケメンメンバーって皆んな1人1人個性があったんだぁ……】 【凄いぞーーーーーーーーーー!イケメン5!】  そして僕達は熱唱し無事に歌い終えた。 「あれっ……木に登って応援してた人皆んな落ちてる……」 『屏介、木から落ちた奴ら、皆んなキャッチしたか⁇』 『トメさん大丈夫じゃ!おっさんと2人でキャッチしたぞ!』 『しかし、半分以上の人が熱狂し過ぎて泡吹いて倒れてます……』 『どんだけ凄いんじゃイケメン5って……』 「続きまして、2曲目はムサシ君と一馬君2人のデュオです。」
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