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久しぶりに一馬君とムサシ君が僕の家にやって来た。
「ちーちゃん、ちーちゃん!」
歩美は一馬君の事が大好きだ。
「歩美ちゃん、オレの事、ちーちゃんだって言ったぞ!」
歩夢は隠れて2人を見てる。
ムサシは無理矢理、歩夢を抱っこした。
「イヤーーーー!」
「アケビさん、聞いた?
歩夢,ムサシの事イヤだって!」
「うん、初めてイヤって聞いたね。」
「ところで名前をひらがなにしたの?
ひらがなの、うまごやの方が分かりやすくていいよ。」
「でしょ!一馬、色紙にサイン書くときに間違ってばかりで、ひらがなに変えたんですよ。」
「ムサシ……そんな事を言うなよ!
ところで,カトケン師匠、俺達が居なくなって店は大丈夫なのか?」
「ムサシ君、敬語で喋ってよ……
君達が辞めて、アルバイト募集したら沢山の人がやって来たんだ。
ここ万福村は移住者が増えて、面接で有望な4人を集めたんだ。
ツクシさんの喫茶店も6人も雇ってコーヒーハウスの中にもお客さんを入れて凄い人気なんだよ。皆んな言ってる。
一馬君とムサシ君のお陰だって!」
「オレ達のお陰?」
「俺達は万福村が大好きなんだ。」
「ところで今日はどうしたの⁇2人は今、時の人なのに……」
「今日は無理して休みを入れたんだ……」
「あの…カトケンさんに村長選挙、立候補して貰いたいんだ!」
「えっ、僕が⁇村長⁇どう言う事……」
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