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「そんなうまい話があるの?
これからはグローバルな時代がやって来るもんね!
早いうちに英語が喋ったら、歩美と歩夢は世界に羽ばたく事が出来るかも!」
「えっ、アケビさん歩美と歩夢を世界に羽ばたかせる考えなの?」
「当たり前でしょ!子供には可能性が沢山あるんだよ。
カトケンさんだってパン作りの天才だし、歌だって凄いし、私は世界No.1のレーサーになるの!何歳になっても可能性は有るんだよ。
歩美と歩夢だって沢山の可能性があるはず!
カトケンさん、今日でも、その外国人の所に行ってみようよ。」
「それが、名刺も電話番号も聞いて無いんだ……」
「えっ、なんで⁇」
「そ、そ、それが僕にとって初めての外国の人だったから逃げて帰ったんだ……」
「でも、日本語喋ってたんでしょ。」
「うん、片言だったけど……怖かった。」
《♪♪♪ピンポ〜ン》
「あれ、お客さんかな?」
「僕が、行ってくるよ
わぁ……ア、ア、アケビさん、さっき見た外国人が来たぁ〜アケビさん、早く来て〜」
「初めてまして!」
「マタ、キチャッタ!ニホンノイエ、イイデスネ!」
「どうぞ、上がって下さい。」
「アケビさん、知らない人を家に上げるんですか?」
「大丈夫だよ。カトケンさん。」
「オジャマシマス。」
「あっ、この人達、靴のまま上がってる……」
「カトケン、いいの!いいの!これからはグローバルの時代だよ。」
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