第7ミッション        僕、イクメンになります。

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 ーツクシさん喫茶店ー 「明美、久しぶりね!  こっちもお店が忙しいから明美の家に行けないから、歩美と歩夢をたまには連れて来てよね!  ツクシさんも会いたがってるよ。」 「今度、歩美と歩夢を保育園に預けようと思ってるんだ。」  「あぁ、あの新しく出来た保育園ね。  明美も小さい頃から保育園に預けて、毎回のように泥まみれで、男の子を泣かして帰っていたよね!」 「そうだった?」 「明美さん、久しぶり!元気にしてた?」 「ツクシさん、久しぶり!凄い大繁盛だよね。」 「明美さんと健二君のお陰だよ。  この村も君達のお陰で変わろうとしている。」 「ツクシさん、明美が歩美と歩夢を保育園に入れるんだって!」 「あの保育園かぁ……  あんまり良い噂は聞かないなぁ……  園長先生は保育士免許も持ってない素人って噂だよ。  保育料だって高額みたいで、お子さんをあの保育園に預けてるお母さんは愚痴ばかりよ!  それにあの園長先生、大財閥でかなりの金持ちの娘さんって言ってたし。  確か、今年で30歳って言ってたね。」 「私と一緒の歳だよ。」 「明美も30になるんだね。」 「親が万福村に保育園を建築して娘を園長にしたみたいよ。」 「保育士は若い子を沢山雇ったみたいだけど……」 「昨日、見学に行ったんだぁ……  確かに園長先生は保育士って感じじゃなかったけどエレガントな人だったよ。  それに若い先生がいて凄く元気が良かったよ。  歩美も大喜びだった」 「歩夢は⁇⁇」 「私達とオモチャで遊んでた。」 「相変わらず、2人の性格って違うのね……」 「なんだか明美さんと健二君をみてる感じだね。」 「それがカトケンさんは歩夢は私似だって……」 「歩夢が明美似?」
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