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僕達はあまり良い噂を聞かなかったが、歩美と歩夢を保育園に入れる事に決めた。
何故なら、歩美も歩夢もあの日が凄く楽しかったみたいだ。
僕達は保育園に挨拶に行った。
「園長先生、歩美と歩夢の入園手続きに来ました。
これから宜しくお願いします。」
「わぁ、嬉しいわぁ!カトケンさんと明美さんの子供が入ったとなると、この保育園も一躍有名になるわ!
ところで質問!カトケンさんは芸能界に復帰しないの?」
「ぼ、僕はこのままが好きなんです……」
「えっ〜〜そうなんだぁ……今度は明美さんに質問しようかなぁ……
いつまで美肌化粧品に所属するんですか?
私の父が明美さんと契約したいって言ってたよわよ。
私の父の会社もプロレーシングチームを持ってるの!
どう、所属チーム変わる気ない?」
「私はカトケンさんがお世話になってた会社に恩返しがしたいから変わる気は有りません。
それより歩美と歩夢の入園手続きを……」
「あっ、そうでしたね!ちょっとお待ちを……」
明らかにアケビさんは機嫌が悪くなっている。
この先、この保育園に歩美と歩夢を預けても良いのだろうか….
「あっ、アケビさん、あの元気な先生だぁ!」
「あの先生、凄く輝いてるね!子供達も先生から離れないよ。」
「あの先生が担任になったらいいね!」
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