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「父ちゃん、どうしたんだぁ!今日は沢山のお客様だなぁ……」
「お客様じゃないよ。この家の住居人だよ。
一馬とムサシ君には何も言ってなかったなぁ……
紹介するよ。
アメリカから来た、マークとジョージだ。」
【マークです!一馬君、知ってるよ。
うまごや凄い人気だね。】
【ジョージです。僕達が音楽事務所を辞めなかったら、カトケンさんとうまごやはアメリカ進出だったのに……悪い事をしたよ。】
「おい……ムサシ、コイツら宇宙人かぁ?変な言葉を喋ってるぞ⁇?」
「一馬、英語だよ。
この人達、アメリカの音楽事務所にいたんだって!」
「英語?ムサシも宇宙人の言葉が分かるのかぁ……」
「だから、英語だって!」
「英語?
わっ…………父ちゃん、この美しい美女は誰⁇⁇」
「あっ……この前、言っていた一馬のフィアンセだよ。」
「フィアンセ⁇⁇何だそれ?父ちゃんもいつの間に宇宙人になったのかぁ……」
「一馬、これも英語だよ。一馬の婚約者だって!この人。」
「大家さん、どう言う事ですかぁ……私が一馬さんのフィアンセ?って……」
「すまない、ワシと馬実さんで話し合ったんだ。
どうしても、ワシと馬実さんは早く孫が見たいんだ……健二君の所の歩美ちゃんと歩夢君みたいに……
どうだい?モナカさん……一馬と結婚してくれ?」
「助六さん突然結婚だなんて……取り敢えず、お付き合いしてみたら?」
「………。」
「オレ、こ、こ、こ、この人と結婚する。
オレと結婚して下さい。」
「いやゃーーーん」
モナカさんは、顔を真っ赤にして自分の部屋に逃げて行った。
「一馬、今日会ったばかりなのに結婚なんて駄目だよ。」
「そんな事を言うなよ。ムサシ……
あんな美人、俺達のファンの中にもいない美人だぞ!」
「確かに凄い美人だなぁ……」
「父ちゃん、あの子、モナカって言うのか?」
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