第7ミッション        僕、イクメンになります。

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ー宝福村ー(万福村ライバル隣村) 「村長、万福村から変な封筒が来ました。」 「なんじゃ……怪しい物が入ってるんじゃないか?  警備を呼んで開けさせろ!  きっと隣村の万福村のする事だ、中にカミソリか汚物かも知れないぞ!  もしかしたら爆発物かも……」 「いやっ、封筒ですので、爆発物では無いと思いますが……」 「分からんぞ!村長が変わってツクシって変な奴がなったそうじゃないか。」 「それが、万福村で凄い村民からの支持を受けてるそうですよ。」 「きっと村民に金をばら撒いているんだろう!  無い財源を無駄に使うやり方が万福村のやり方だ!」 「警備がやって来ました。」 「封筒を開けろ!」 「アイアイサー」 「何だ?この警備員は……⁇」 「そ、そ、そ、そ、村長、こ、こ、小切手です。 き、き、き、金額が………わっ、よ、よ、よ、400億……」 「な、な、な、な、な何だとーーー!」 「ふ、ふ、ふ、封筒に手紙が……」 「も、も、も、もしかして、この金で宝福村を買収てかぁ……  売っちゃおうかな?⁇⁇」 「あっ、違います。  読みますよ。  隣村の仲良し宝福村さん、こんにちは!  私は新しく村長になったツクシです。  お近づきの気持ちで小切手を同封してます。  出来れば、宝福村に巨大病院を建設して貰い   たいのですが、余ったお金は村で使って下さい。」 「なんて言う事だ!  怪しい……俺達も万福村に金で踊らされているのか⁇⁇」
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