第7ミッション        僕、イクメンになります。

80/98
前へ
/338ページ
次へ
「カトケンさん、昨日はお疲れ様!まさか保育園で歌う事になるとは思わなかったね!  でも、やっぱりカトケンさんの歌は最高だよ。  でも、1番最初に聞いたのは私なんだもんね!  私の誕生日に歌ってくれたんだよ。 覚えてる?」 「もちろん、覚えてるよ。  あれから毎年、アケビさんの誕生日と歩美、歩夢の誕生日には歌わされているよ。」 「えっ、カトケンさん、嫌々歌ってたの⁇⁇」 「そ、そ、そんな事ないよ……」 「あっ、カトケンさん、話は変わるけど隣村の巨大病院、建設からあっと言う間に建設されたね。」 「大丈夫かな?万福村では手抜き工事かって噂が飛び交ってるよ。  それに建設費、400億って噂なのに、100億程度の病院みたいだよ……」 「私達の全財産、上手く使われたら良いんだけど……」 「それが、アケビさん……隣村の銭村村長って人、噂では最近、高級車に乗って毎晩、女の人を引き連れ、村のスナックで豪遊してるそうなんだ。 「病院の建設費をケチったって事?許せない!」 「アケビさんもう、良いよ……僕達が寄付したお金なんだから、何に使われようと……」 「でも、最新技術の医療機器を揃えて貰うように交渉しに行こうよ!カトケンさん。」 「うん!」  僕達はツクシさんに相談したら、ツクシさんも一緒に来てくれる事になった。
/338ページ

最初のコメントを投稿しよう!

79人が本棚に入れています
本棚に追加