第7ミッション        僕、イクメンになります。

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「カトケンさん、あれから隣村の宝福村、建設中の病院、再建築して最新式の医療機器が沢山入って来てるって!  でも隣の村長ドクターヘリで遊覧飛行してるって噂だよ。」 「まぁ、それくらい良いんじゃないかな?  でも、さすがツクシさんだったよね。  それにしても宝福村の村長に前科が有ったなんてビックリだったね。」 「でも、隣村でツクシさんが目を光らせてるから悪い事はもうしないんじゃないかなぁ……」 「ツクシさん、犯罪者から恐れられた人物だったみたいだよ。」 「人って見かけでは判断出来ないよね。」 「あんな温和な人が……」 「カトケンさん、そう言えば、私、来週からフランスに行く事になったの。」 「えっ……突然?」 「それがね、いつの間にか国内5位に入ったからヨーロッパ選手権に参加出来る事になったんだぁ……」 「えっ……いつの間にアケビさん、バイクロードレースで5位に入れる実力をつけたの?」 「何故だろう?」  そう言えば、アケビさんはプロライダーの中ではダントツの人気だと言っていた。 「アケビさん、何日、家を空けるの?」 「今回は海外遠征だから、2週間位かな?  ちょっと待って……ちょっとはショッピングもしたいし、3週間かな?」 「えーーーっ」 「ママ〜まんま〜」 「ママ〜ブーブー」 「わぁ〜これは大変だぁ〜」
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