第7ミッション        僕、イクメンになります。

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 ーフランスのホテルー 「わっ、立派なホテルだわ!」 「美和の所属してる企業は何処なの⁇」 「私は烏賊サマリア商会よ。」 「えっ、烏賊サマリア商会って娘さんが万福村で、保育園をしてた所じゃない?」 「そうよ!娘さんは万福村で保育園をしてて汚職で捕まり逮捕。  社長はワシの娘じゃない!って縁を切ったそうだよ。 あっ、明美は万福村だってよね。」 「う、うん、私の子供、その保育園に預けてた…… 今は良い保育園だけど!」 「明美の会社は美肌化粧品だよね。  それにしてもセコくない?  私のホテルは超高層ホテルなのに、明美のホテルはモーテル?」 「何で、こんなに違うの⁇」 「明日から皆んなと合同になるからそれまでの我慢だね!」  じゃ、明美、明日の練習は朝、8時からだよ。 遅れないでね。」  リリリ〜ン♪携帯音 《明美ちゃん、もう着いたかな?  ゴメンな……こんなホテルしか取れなくって!手頃なホテルが取れなかったんだ。  ケチったつもりじゃないよ。  私も、そのホテルに向かうから一緒に食事でもしょう。》  その電話は、美肌化粧品の社長だった。  どうも最近、売り上げが低迷しているみたいだ。 『私は何処で寝よう……  さすがに娘と同じ部屋だったら抵抗があるぞ。  そうだ!あの美和ちゃんの超高層マンションにしようかな?  嫌、それはやっぱり駄目だ。  私は明美の父親だ!友達の部屋に入るなんて変態過ぎる。  仕方ない、社長の部屋にお邪魔するか……』  社長と夕食を済ませ、汚いモーテルに入った。 「じゃ、社長さん、おやすみなさい。」 「おやすみ!」 『わっ、この部屋、沢山のオバケ……フランスのオバケって怖いよ〜』 『ヘンナ、ヤツ、ガ、キタ!』 『お邪魔します。』 「明美ちゃんには悪い事をしたなぁ、こんな汚い部屋で申し訳ない……  しかし、落ち着けない部屋だな〜仕方ない!酒でも飲んで寝るか……」 『コイツモ、ニホンジン、カ……チョット、カラカウカ……』 「わっ、体が動かない!寝てないのに金縛〜り〜〜」 『おやすみなさい。』
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