第1章3節

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第1章3節

 この世界にはリュウを奉る5つの宗教国家がある。 一つは神道龍国。和を重んじ、東洋の龍を奉っている国だ。神元祖龍(しんげんそりゅう)と呼ばれる、大元素すなわち自然の守護神龍が見守っている。 二つ目は俺たちがいる神聖生誕(ラジーツア)ドラゴン教国。西洋のドラゴンを奉っている。 大神天竜(たいしんてんりゅう)という天の守護神竜がいる。 三つ目は多くのリュウとドラゴンがいる|リュウ魂国界。リュウや魂の帰る神聖な場所である。神竜や龍神に認められた者のみ立ち入る事が赦される。 そして、四つ目のアビスドラゴン教。 邪悪な思想家集団だ。世界の破滅こそが主の望みだといい、暗黒神竜の復活を目論む。七大罪の邪神竜が暗躍している。 最後のフェーラ(信仰)神リュウ国。 あらゆるリュウとの絆を重んじる国だ。リュウ魂国界と斬っても斬れない関係である。神聖教国とは仲が悪い。
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