第1章6節

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第1章6節

 フェーラ信仰国。フリーランス。 「名前はハジメとヒカリであっているな。双子の姉弟。年齢は18。一般人か……。」 とシファルさんが確認した。 「僕たちは……。」 とハジメが口を開く前に 「面白い話をしてくれ。」 とわけの分からない事をシファルさんが言う。 「何でもいい。笑える話でもいい。お前たちが見聞きしたこと、感じた事、思った事を聞きたい。」 とシファルさんがふっと笑う。 「ありがとうございました。」 と二人が出ていったのを確認すると 「シルバー。」 と自分の右腕を呼んだ。 「はい。新入社員の件ですね。」 と聞いてくる。 「ああ。さすが、話が早い。さっきの二人についてだが……。」シファル。 「合格と言う事ですね。他はどうしますか。」 とシルバー。 「他はお前に任せる。別室で見てただろ。」 シファル。 「わかりました。通知もやっておきます。」 とシルバー。 「ああ。ありがとう。」と言うのだった。
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