勢いだけのアナ雪考察

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「はいどーも」 「こんにちわー」 「寒いですねぇ」 「大寒波ですからねー」 「エルサも思わず『寒っ』て言いそうですねぇ」 「アナ雪と言えば」 「はい」 「いろいろ疑問があるんですよ」 「なんでしょ」 「本当に寒くないんですかねぇ」 「ないんじゃないんですかねー」 「雪だの操れると言ってもですね、ベースは人間なんでしょ」 「そのへんは魔法でなんとかしてるんじゃないですかねー」 「でもドア閉めてましたよ」 「あれは『心を閉ざした』って意味の表現なのではないですかねー」 「やっぱりちょっと寒かったという可能性は」 「可能性はねー、あるかもですけどねー」 「あとねぇ」 「なんでしょ」 「勢いで引きこもったは良いけど」 「勢いでしたっけ」 「ごはんとかどうするつもりだったんでしょうねぇ」 「そこ気になりますかねー」 「なりますねぇ、そこで僕、仮説を立ててみました」 「はい」 「少し頭を冷やしたら戻ろうかなって思っていた」 「国も冷やしちゃいましたけどねー」 「近くの村に外食に行こうとしていた」 「顔バレしそうですけどねー」 「だいぶ印象変わったから大丈夫と思ったんでしょうねぇ」 「真冬にドレスは不審じゃないですかねー」 「かき氷で凌ごうと思っていた」 「カロリーが不安ですねー」 「雪でいろいろ作れるからカロリーもなんとかなるんじゃないですかねぇ」 「魔法凄いですねー」 「おこたで食べるアイスは美味しいですからねぇ」 「氷の城におこたありますかねー」 「あとは、マシュマロゥに食物を強奪させようとした」 「物騒ですねー、女王がやらせちゃいけませんねー」 「オラフの人参を定期的に強奪しようとしていた」 「あなた強奪好きですねー」 「エルサは細いですからねぇ、もっとたくさん食べて欲しいと僕思うんですよ」 「例えば何を食べて欲しいと思いますか」 「カツ丼ですねぇ」 「ガッツリですねー」 「鍋焼きうどんもいいですねぇ、温まりますからねぇ」 「エルサ溶けませんかねー」 「魔法で何とかなるんでしょうねぇ」 「魔法凄いですねー」 「僕思ったんですけどね、エルサがいたら除雪作業も安全ですよねぇ」 「元凶ですけどねー」 「じゃあ今から見ましょうか」 「何をですか」 「アナ雪2です、僕まだ見てないんで」 「見てないのにいろいろ言いましたねー」 「このご時世ですからお家でDVD見ましょうねぇ」 「おやつも買いますかー」 「アイスにしましょうねぇ」 「もうええわ」 「どうもありがとうございましたー」
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