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写真付きのメニュー表も今日中にもっとちゃんと作り直さないと。
渡辺が「バイトじゃなくていいのでお手伝いします!」と申し出てくれたので、取り敢えず今回のところは新しいメニュー表作りと、明日の電話対応を店長が頼んでいた。
海外から電話が結構掛かってきてて、息子くんが困ってたから、現役で国内最高峰の大学受かってる渡辺の語学力が有った方が絶対助かる。
大人達が話し合いしていた間に真は、チョコケーキの事も、話し合いで決まった内容もブログに書いて直ぐに投稿してくれていた。
流石仕事が早い。
その後真と湯川さんは次の現場に行く為に帰って行って、渡辺はメニュー表作りに店に残り。
俺もまだ買い出しとケーキ作りしなきゃだから帰れない。
真が帰ったら店長達は真に感心していた。
「凄い最初から最後まで礼儀正しい爽やかな子だったなぁ〜」
「うんうん。テレビで見てても感じのいい子だな〜と思ってたけど、テレビ以上に感じのいい子だったな!」
「もうちょっと身長低いのかと思ってたら、結構背高かったしかなりの男前だった」
「そうそう!顔が小さいんだなwそのせいでもうちょっと低いイメージが…w」
「ああ、それだw」
「本当にめちゃくちゃいい奴なんですよ!凄い奴なのに威張った感じとか全然無くて、気さくだし明るくて楽しい奴だし」
「本当顔いいしイケボだしスタイルいいし賢いし優しいし、凄いよく周り見てて何でも直ぐ褒めてくれますし」
「ん?なんか褒めてもらった?」
「褒めてもらった!この間前髪切ったら次の日会った時に直ぐ「前髪有るのも似合うじゃん」って言ってくれたんだよ!」
「え?切った?」
「切ったの!私最近まで前髪長くてデコっぱちだったでしょ?」
「…そうだっけ?」
「気付いてなかったどころの話じゃなく、見てすらwww
本当全人類男子、真くん見習ってほしい!」
「ハハハっ」
店長達の話に便乗して真を褒めようと思ったら、最終的に渡辺に文句を言われてしまった。
そはさて置き、そんなにのんびりしてる暇は無く、雑談は程々にみんな其々やるべき事をする為持ち場へ。
この日は疲れてはいたけど結局21時手前くらいまでずっとケーキ作りをしていた。
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