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なのでまた金田さんと保育士さんと雑談しながら暫く様子を見て……
たら、冬馬くんを抱っこした勇人くんが僕等が居る所の窓の内側から声を掛けてきました。
「ほら、ママ居たぞ」
「あれ、起きちゃいましたか、1時間ちょっとしか寝れてない…」
「ああ、でもパパ居たから泣かなかったよな〜冬馬」
「良かったw…や、良かったんですかね?w」
これはこれでまた後で結局泣くやつでは…w
「と言うか…お前達は…グラはママでいいのか?w」
「え?はい。なんか自然とそんな感じにwそっちの方がしっくりくる…」
「2人共パパじゃなくていいんだなw」
「確かにそうですねwwwでも僕はママの方がしっくりくるので良いのですww」
「そうかw」
実際本来ならママですからねw
「ところでいつ此処を出る?
お姉さんの所に行くなら、そろそろ出なければマズくないか?
久保はあれ放っておいたらずっと遊んでるぞ?w」
「う…確かに…もうそれなりな時間ですね…」
でも、冬馬くんがバッチリ起きちゃってますし…
「うん!姉の所は遅れる連絡しときますから、次冬馬くんが寝たら、にしましょう!」
ギャン泣きのまま置いて帰るのはキツいです。
どちらにしても泣かせてしまう事には変わりないと思いますが…
さっきのミルクまで全然寝てませんし、その後もあんまり寝てませんから、多分抱っこしてれば寝るでしょうし。
なので僕も廊下の方に戻って、窓から勇人くんと冬馬くんと一緒に外の様子を見ていたのですが、冬馬くん全然寝る様子が有りません。
途中で金田さんが寒さの限界でこっちに来ましたが、やはりその時にも寝てなくて
外が五月蝿いからいけないのかも?と、お部屋に戻って抱っこしてユラユラしてみましたが寝ません。
オムツ替えてみたりしましたが、そもそも不快そうな感じも有りませんでしたし…
と言うか
「どーせ寝たら居なくなっちゃうんでしょ?意地でも寝るもんか!」
という気迫すら感じるような…
喋れないからすっごい目で訴えかけてきてる気がしますw
凄いガン見されてる…w
「意地でも寝てやるもんか!っつってる気がする…w」
「それ正に今僕も思いましたですよw」
「冬馬くん、賢いどころか凄い神童なんじゃないかしらって気がしてきましたよw
寝たらママとパパ帰っちゃうから…凄い頑張ってる…w」
「ですよね?www」
実際神童ですしねw
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