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あの…因みにこの客の入りは、いつまで続くんでしょうか…?」
「それは分かりませんが…売り方が確立されれば多少は…
ただ、今年4月に真が出た大手メーカーのCMの紅茶は、放送後1週間経たずに製造ラインが追いつかずに在庫切れで、今月頭に漸く店頭にチラホラ並び出したくらいですので…」
「……は〜…」
店長wなんて返事したらいいのか分からなくなってるな?
「兎に角、明日どころか明後日以降もファンが押し掛けるから、しっかり売り方マニュアル化してやんないとですね」
「そうね」
「本当ごめん…特にご近所の常連さんになんか本当に申し訳無い事に…
俺まだ次の現場行くまでちょっと時間有りますから、売り方決めていただければ、直ぐブログ更新しますので。
あ、あと、桜井のチョコケーキも」
「あっ!そーそー!悪い、1個残してあるから」
そーだった。
助かった、届けに行く手間が省けた…!
と言うか、外で話していたので気付いたら真目当てにギャラリーがまた凄い事になっていたので、真にケーキ食べてもらいついでに、話し込んでいたみんなで一旦店の厨房に戻る。
中行ったら直ぐに真が持っていた紙袋を手渡された。中身はどっかの有名店のっぽいサンドイッチが色々と、ペットボトルのお茶数本。
まだみんな昼も食べていなかったので丁度いいと、それを昼飯にさせてもらって…
残しておいたチョコケーキを真に渡すと、それを持った真の写真を湯川さんが撮っていた。
で、結局販売ルールどうしようかと。
店長達から一歩離れた所でケーキを真から「半分食べる?」と言われて半分こにしてもらって食べていた渡辺をクソ羨ましいと思いつつ、湯川さんと店長達と一緒に相談して
結局組合全員に依頼はせずに、この店と、今日手伝いに来てくれたおじさん達の店だけで出来る範囲だけにして、行き当たりばったりにせず数を最初からしっかり決めた上で、今日と同じように通常ケーキやスイーツと、新作ケーキを1人各1つずつ…合計2つまで購入可能にして、それが終わったら追加は作らずに、早い時間でも新作ケーキをお求めの客は断る。
ただ、やっぱシュークリームとかは近所の子供やお年寄りがおやつ時に買いに来るので、なるべく従来のそういうお客さんの為に店を開けておけるように、新作ケーキばかりそんなに多く作る必要は無いと。
結局土日も平日も関係なくファンが来るだろうから、最初から無理して飛ばさないようにとの湯川さんの意見。
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