蒼が嫌い

2/3
12人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
次の日から私と蒼は一緒に学校に行くようになった。 ピーンポーン 「ゆ、ゆず、ゆずなさんいらしゃいますか・・・。」 『はーいちょっと待っててねー』 『柚ー。蒼くん来たよーー早く降りて来なさーい』 下から母が呼んでいる。 「はーーーい」 そう言って私は階段を駆け下り玄関に向かった。 「おはよう・・。蒼くん。」 「・・・おはよう。」 なんて気まずいんだろう。 私こういう空気苦手なのに・・・。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!