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楓「なにこれ」
楓「気持ち悪い」
茜「でしょ?」
茜「カタカナばっかりの文章がやけに不気味だし。本当に呪われそうな感じがして、皆でどうすればいいのか話し合ってたの」
楓「でも呪いを解くって言ったって……」
紘一「へえ……おもしれぇじゃん」
二人のトークに紘一のコメントが割って入る。
茜と楓が驚きを示すスタンプを連打した。
楓「紘一くん、面白半分に手を出すのはどうかと思うけど」
紘一「俺、暗号とか解くの得意なんだよねぇ」
茜「でもさぁ。昨夜、皆で解こうとして諦めたんだよ」
茜「そんなに簡単に解けないと思うけど?」
楓「そうだよ」
楓「無理なんじゃない?」
紘一「まあまあ」
紘一「当事者じゃない俺の方が冷静に暗号を読み取れるかもしれねーじゃん?」
楓「そうかもしれないけど……」
茜「楓はこれ見てどう思う?」
楓「うーん……」
楓「不気味な文章だし、正直あんま、関わりたくないよね」
茜「だよね……」
茜「で、紘一君。解けそう?」
茜のコメントに、紘一がすぐに反応した。
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