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プリントなどはゴミとして捨て、教科書やノート類は遺品として遺族である親御さんに渡します。ノートの表紙に書かれたBさんの名前を見るだけでも辛くて涙ぐんでしまったそうですが、それでも友人を弔うためとAさんは丁寧に作業を進めました。
引き出しの奥を覗いたときのこと。
「あれ?」
奥の方に、小さく折りたたまれた便せんらしき紙が、セロテープでとめられているのを見つけました。
取り出して開いてみると、「遺書」というタイトルがまず目に入りました。息を呑んだAさんは、おそるおそる内容を読んでいきます。そこには、Bさんが所属しているバレー部で虐められていたことが事細かに記されていました。Bさんを虐めた部員の名前も列挙されていたそうです。
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