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そのまま会社から出て、電車乗り場への道すがら。
歓楽街からは離れているため、歩く人も疎らと良いことに。
「──あっ! そうだった! ログインまだ間に合うよね…?!」
肩に掛けたバッグから、スマホを慌てて取り出し、ワイヤレスイヤフォンを耳に掛ける。
イヤフォンの電源を入れた上で、スマホのログイン認証を済ませ、私は真っ先にそのアプリを開いた。
『もう夜も遅い……まだ寝ないの? だったら、こっちにおいで……』
「~~…っ! はぁ……この台詞はヤバい」
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