35歳、ココロとカラダ

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そんな私を見て驚いた彼。だけど決してそこから先へは進もうとしなかった。ゆっくりと私を起こしあげるとそっと優しく身体にタオルケットを掛けて私を引き寄せ強く抱きしめてくれた。 ああ、この人はなんて優しいんだろうか、、、自分の心が憎らしい。 目の前にある優しさに甘えて、私はあなたに何一つ捧げられない。 ココロもカラダも―――。
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