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不思議と罪悪感も嫌な気持ちもなく私は何事も無かったかの様に家路についた。
帰って来てから再び私は嫁であり母になる。そこにはもう、1人の女性としての私はいない。
「ご飯できたよー」
家族で食卓を囲む。
この場所がある限り、私はここを離れる事はないだろう。
一番大切なものが何かを私は知っているし、それが私の心の在り処なんだから、、、
変わりゆく日々の中で、変わらないもの、、、
それはこのかけがえのない大切な私の居場所。
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