第1話
1/6
読書設定
目次
前へ
/
25ページ
次へ
第1話
山積みになったダンボールに囲まれながら、大きく伸びをする。 開け放った窓からは若葉の匂いを乗せた心地好い風が吹き込む。 新居で浴びる春風は、どことなく格別だ。 ――――高校二年生の春、今日から始まる新生活に、期待を湛えた瞳は燦然と輝き、浮き立つ心が、自然と学校へと赴く足取りを軽くした。
/
25ページ
最初のコメントを投稿しよう!
3人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
11(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!