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会いたいと願っていた友達に会うことが出来て本当に良かった。
―友の味
完成出来るといいね。
そしてあの店でいつかみんなでカクテルを片手に笑い、他愛もない話をしながら楽しく過ごせたらいいな…
『本当に送らなくていいの?』
『うん、大丈夫…』
強がりを見せたアタシに
『麻依さんに、話さなきゃいけないことがあるんだ。』
と一歩前に足を運ぶ彼。
『楽しい話?それとも…そう言えば健治さんもいつもそうやって話があるって言って、タイミング悪くて聞けないの。
もう健治さんみたい…』
麻依はクスクス笑うとレイを見つめた。
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