第七章-Ⅵ Mai`s Story =SIDE③=

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会いたいと願っていた友達に会うことが出来て本当に良かった。 ―友の味  完成出来るといいね。 そしてあの店でいつかみんなでカクテルを片手に笑い、他愛もない話をしながら楽しく過ごせたらいいな… 『本当に送らなくていいの?』 『うん、大丈夫…』 強がりを見せたアタシに 『麻依さんに、話さなきゃいけないことがあるんだ。』 と一歩前に足を運ぶ彼。 『楽しい話?それとも…そう言えば健治さんもいつもそうやって話があるって言って、タイミング悪くて聞けないの。 もう健治さんみたい…』 麻依はクスクス笑うとレイを見つめた。
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