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怒りと言うものは、一旦トリガーが外れたら最後、収拾が着かなくなることが多い。
そして、怒りをぶつけた方は、自らを正当化するために、その後は相手を敵視して攻撃を持続する。
また、怒りもそうであるが、クレーマーと言うものも、対応に大変困る所ではあるが、その訴えの裏に隠れている背景を知ることが大切だ。
例えば、目の前のF病棟看護師長のキーキー具合は、今回の事だけではなく、自分自身の病棟管理や人間関係、もしくはプライベートで何かあったのではないだろうか。
そこに体調不良が重なったとか。
・・と言った感じで、その精神的傾向を理解しておくことが大切だ。
ちなみにだが、このF病棟師長は、もともと男遊びの噂が絶えない人物でもある。
人格形成に問題があるにも関わらずに、短期間で異例の出世を果たしているのだが、その背景には、理事長との噂も囁かれている。
遊びは人の自由だし、誰を好きになって、誰の寵愛を受けているか等の噂を鵜呑みにすることもないのだが・・
で、男遊びが盛んなのは別に良いと思う。だが、それはこちらに害が及ばない限りの自己責任で行ってくれる範囲ならだ。
以前にF病棟師長がしでかしたことと言えば、顔は良いが性格に問題があって、もともと勤務態度に問題があった男性の20歳そこそこの看護助手さんに手を出して、彼のその問題行動をかなり寛容に見ていたことから、スタッフの怒りは爆発していたのだ。
F病棟の一番の問題は、病棟師長であると揶揄されているくらいである。
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