【終・綾波静子】

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「綾波様…。 貴女は、D棟が霊感の無い方には全くの無害な物件だという事を… 自ら、身をもって証明して下さいました…」 木村氏は、内心で綾波静子に向かって手を合わせた。 「貴女のお陰で、D棟でまた商売ができます!本当に、ありがとうございます!感謝の気持ちで、いっぱいです!」 エッ?! キ、木村サン! チッ、違ウノヨ!! アノ、D棟ハ! 本当ハ… 住ンデイル人間ノ… 『魂』ヲ…… 吸イ取ル…… 物凄ク危険デ、恐ロシイ物件ナノヨ! アレ? 木村サン? 木村…サン? モシカシテ… 私ノ声ガ… 聞コエテ…イナイノ?! ネェ、私ヨ! 綾波静子ダッテバ! アアッ! ジレッタイッ!! 結局… マタ… モヤモヤ… シチャウジャナイノヨォォッ!! ~END~
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