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"こんばんは おつとめがんばってください"
私の耳元でそう聞こえたんです。はっきりと・・私はその優しいお婆さんの声を聞き、不思議とさっきまで恐怖で駆られてた心が軽くなったのです。そして、目を開けてみました。
「あの・・微笑みお婆さんですか?」
鏡ごしには優しい笑顔で微笑む、背が低くて、パジャマ姿のお婆さんがはっきりと映り込んでいたので、思わず私は声をかけました。
「微笑みお婆さんなんですね?」
そう言うと、お婆さんはにっこり優しい笑みを浮かべながら顔を縦に振り、そしてすーっと透き通るように消えていったんです。その途端に私の体は動くようになり、私はナースステーションへと走っていきました。
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