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プロローグ

　　この世界では、人間は皆、”1人1つ”の『相棒』を持っている。『相棒』となった”物”ならば、想像(イメージ)次第でどんな使い方もできた。　ある者は石ころを輝かせ、ある者は止まった針を動かす。“信頼して”想像(イメージ)すればするほど、色のないはずの物でも世界を彩ることができる。それが世の理となった世界だ。　自分の『相棒』に気づけるかどうかは、本人次第――

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