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後部座席は前に見た時と違って荷物が無くなっておりちゃんと人が乗れるようにスペースが空いていた。
井上はエンジンをかけ、車は走り出す。
「そういえば先生は何処に住んでるんです?」
絵蒔が井上の住まいを聞く。
「ん?青葉町の外れにある新興住宅地の...うーんそうだなぁ双葉町方面って言った方がわかりやすいかな、そこのアパート借りてるんだ、だからここのメンバーとは逆方向だな」
「あーそっちなんすね!って先生超遠回りじゃん!やっぱり拝まなきゃ」
薫が再度手を合わせてなむなむ言い出す。
「いやいいって、俺がお前たちを送っていきたいって思ったからやってるだけだし、まぁ次回は電車間に合うなら駅までな?」
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