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陽菜が消えた後で帆高が陽菜を取り戻そうとするシーンのドタバタは絵としては面白いけど、動機がそれぞれ朧げじゃなかろうか?
そもそも廃ビルの屋上の鳥居を潜ったからと言って陽菜に会えるって何故わかるんだろう?
もし、会えたとしてどうやって連れ戻すかなぜわかるんだろう?
この連れ戻すシーンで帆高は何故か自信満々に「手を繋いで」とか言って陽菜をリードするがその自信はどこからくるの?(そのまま二人で下まで落ちちゃうかもとか、あるいは廃ビルの鳥居のところに戻ったらヤバイとかの不安はないのだろうか?)
まぁ、結果的にうまくいったけど。
なぜ、登場人物にはうまく行く事がわかっているのか?という謎。
特に圭介は帆高が鳥居に行くのを一旦阻止しようとするシーンがある。
「おまえ、何をしようとしてるのかわかってるのか?」と、問いかける圭介は何がわかってるんだろう?
最初意味がわからなくて、警察から逃げた事を言ってるのかと思ってたがよくよく前後のシーンを考えると「陽菜を取り返すということはまたとんでもない雨が降り続くって事だぞ」って言いたかったのではないか?
それは直前のシーンで「誰か一人が犠牲になって全て良くなるならみんなそれを望んでる」みたいな事を言ってる事からうかがえる。
つまり、陽菜ひとりでこの世界が救われるならそれもやむなしって事なのだろう。
しかも、そこまでシビアというか薄情な立場を取ったかと思えば警察が帆高に銃口を向けると一転して怒りをあらわに刑事に殴りかかるほどの暴れん坊。
敵だった人が味方になるって展開での盛り上がりはたしかに良くある演出だけどここまで急だと二重人格かとおもわれ^ ^。
更に、おじさん刑事に阻まれるところを、凪くんがやってきて助ける。
なんでこの物語の登場人物は悉く全てをお見通しみたいな行動を取れるんだろう?
まぁ、帆高と同じ結論に達して鳥居に行ってみようとなったのかもしれないが、途中で「全部お前のせいじゃないか!おねいちゃんを返せ!」と叫んでるところをみると全幅の信頼を置いてるってわけでもないらしい。
じゃあなぜ助けた?
ま、そのあと階段が途中で抜け落ちそうになりながら(宮崎駿っぽい演出)なんとかかんとかギリギリのギリギリ間に合って、鳥居を潜ったら陽菜に逢えて、逢えたら戻って来れた、全て計画通り!キリッ、、、てなんでやねーーーん^ ^。
とまあ、考えれば考えるほどにツッコミどころの多い作品ですけどね、まぁね、良くみると新海誠作品に出てきた人達がたくさん出てるらしくて、そういう新海誠ファンにはたまらない内容になってるらしいです^ ^、そう考えると無理矢理線路の上を走らせてたのも秒速5センチメートルなのか?
まぁ、基本的に若い男女の恋愛物とかは全く興味がないので、興味がない割にはよく見てると褒めてもらいたいけど辛口になってしまうのは仕方ない^ ^仕方ないんか?え?
まぁ、これが本心の感想ですね最初は褒めるだけで終わろうと思ってたけどダメでした^ ^ダメなやつやなぁ
ではまた🤗
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