汝の願いを叶えよう。

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「「「大変申し訳ありませんでした!!」」」 目の前で土下座する海パン、銀髪、眼鏡っ子。 いきなりそんな光景から始まって私の脳内はパンク寸前だ。 「えっと・・・頭上げてくれませんか?」 そういうと3人?は恐る恐る頭を上げた。 なぜ?をつけたかと言うと恐らく人間ではないので数え方がわからんからだ。 いや見た目は人間なのよ。ただ背中に大きな羽が無ければね・・・ 「えっと・・・とりあえず説明求む。」 まぁ見た感じで分かるが一応ね? 「とりあえず君の想像してる通りなんだが私たちは神様と呼ばれる存在です。」 と銀髪美少女。てか心読まれた? 「まぁそれくらいのことは出来ますね。」 よし。なら心の声が漏れないように鍵をかけよう。 「いやそんなことしても意味な・・・え、嘘?」 愕然とする銀髪美少女。 「どした?」 「何かあったんですか?」 焦る銀髪美少女に対してなんのことか分からない2人は質問していた。 「そんな子いるの?2人ともあの子の心読める?」 そう言われた2人は私をじっと見つめる。 やめろよ。照れるじゃないか。 「ほぅこれはなかなか。」 変態 「むむむ。」 眼鏡っ子。 よし。どうやら読まれてないっぽいな。 「不思議だがごく稀にそんな人もいると聞いている。だが失礼な事を考えてるのはわかるぞ。」 やはり変態でも神様のようだ。あまり失礼のないようにしよう。 「ふぇ〜所謂やれば出来ると思い込んだら本当に出来るタイプの人なんですね。」 多分それです。想像力には自信があります。
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