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第6話『秘めたる力』
前回のあらすじ~
出雲の本来の力を引き出す為、千雨からとある提案を出されることになった。それは、千本桜の力を使った全力の千雨と闘うことだった。とまどいを見せる出雲に勝負に挑いどむ千雨。果たして・・・出雲は千雨に勝てるのであろうか?!そして、勝負の行方は?!
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本来の力を引き出すために、オレは千雨と戦たたかうことになってしまったが、果たしてオレは本気の千雨に勝てるのだろうか・・・・・。どう見ても勝てる気がしないが・・・・。
千雨「それでは出雲さん、準備の方はよろしいでしょうか?本気でやらないと、死にますのでそのつもりで。では・・・いきますよ?」
そう言ってオレに代わりの刀を渡してきた。
出雲「ちょっと待てよ!オレはまだ戦うとは一言も言ってな・・!」
――キーン――(刀と刀がぶつかり合って受け止める音)
オレは慌あわてて千雨の繰り出す攻撃をなんとか受け止めた。咄嗟とっさのことだったので少し驚いたが。
千雨「ふっ・・・やりますね。私の攻撃を見事受け止めるとは、さすがです。けど次はありませんよ?」
――キーン――(刀と刀がぶつかり合って受け止める音)
――キーン――(刀と刀がぶつかり合って受け止める音)
―カキン―(刀を受け止める音)
出雲「くっ・・・・!!ま、待てよ!!なんでお前と戦わないといけないのか説明しろ・・・!!」
千雨「それは私に勝ったら教えてあげますよ。知りたければ勝って下さい。」
オレは千雨と戦う理由がないのだが、これは勝たないと教えてもらえなさそうだ。
――キーン――(刀と刀がぶつかり合って受け止める音)
――キーン――(刀と刀がぶつかり合って受け止める音)
―カキン―(刀を受け止める音)
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あれからどれからい経ったのだろうか。
お互いの体力も、そろそろ限界に達していた。
出雲「はぁ…はぁ…はぁ(息切れをしてる様子)」
千雨「はぁ…はぁ…はぁ…息切れをしてる様子」
千雨「なかなかやりますね。合格です。では次のテストをします。しかし出雲さん、これからが本当の地獄ですよ?覚悟してくださいね?」
出雲「はぁ?!どういう事だよ千雨!!ちゃんと説明しろよ!!」
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無事に千雨に勝った出雲。新たな力を手に入れる為に、出雲の前に立ちはだかる次の試練とは一体?!
―次回へつづく―
キーワード:出雲と戦った相手の名前です。さぁ・・・君は分かったかな?
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