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 鶴首して待ちに待った連休がやって来た。予定通り✕✕旅館に泊まることになった鈴木は、部屋を案内する仲居に訊いた。 「ここにはアマとかいう名の按摩がいるそうだが」 「はい。おりますよ。家の看板娘みたいなもんですよ。ふふ」と仲居は意味ありげに笑う。  鈴木はエロエロの美人按摩を殊更に想像し、期待感が増し、逸る気持ちを抑えきれず、「そうかい。で、今、空いてるかい?」 「はい。こんな朝早い時間なら空いてますよ」 「じゃあ、朝飯の後、そうだな、8時に来るように頼んどいてよ」 「はい、かしこまりました。ふふ」と仲居は言葉尻で含み笑いした。  くそ、この尼、朝っぱらからやろうなんてとんでもないスケベだと思って俺を笑ってるんだなと鈴木は思ったものの、やっぱりいるんだ・・・ひひひと心の中で秘かに笑うのだった。
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