あとがき

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あとがき

最後までお読みいただきありがとうございました…! 見切り発車すぎて不安でしたが(本当に学習しない) 書き終えられてほっとしています。 紬は「君と私で、恋になるまで」という作品に 登場していた女の子です。 君と私、を書いている時から私は妙に紬に肩入れしてしまうことがあり、この子は次はどんな恋愛をするかなあと考えていました。 実はちょこっと「君と私で、恋になるまで」に梓雪も登場しております。(名前は出てませんが) その時から、雁字搦めになった自分の価値観を良くも悪くも壊してくるような男…こいつや…、と決めておりました。笑 “人に対しても、何に対しても、1つの感情を貫ける人は強い。でもそれだけじゃいられない時が普通はある。“ 梓雪の言葉は、私がいつも思っていることです。 私は、てんでダメですね。 物語を書くことでさえ、自分の下手さに情けなくなることも多々あって、好きなことのはずなのに、沈んでしまうことも全然あります。 だけどその都度、向き合う時に、やっぱり1人じゃ無かったら頑張れる時も、必ずあります。 更新中も、コメントや突如追加されたスタンプ機能に どれだけ励ましていただいたか…… とてもとても、嬉しかったです。 読み返しまくりました。 迷いの中で仕事や恋、自分が人生を賭けてきたものに 向き合う紬と梓雪を応援していただく度に、勝手に私も応援していただいてる気持ちになりました。 頑張れ、と言われ続けるのはきっとしんどいですが。 缶ビールとサキイカ、炭酸ジュース、お饅頭やお煎餅…なんでも良いので、色んな理由をつけて自分を鼓舞することも、褒めることも、たまには必要だなと思います。 そこに自分の大事な人がいたら、もっと最高です。 どうでもいいですがこの話、 食べ物ばっかり出てきますね。 アンチテーゼの意味の解釈は色々ですが、哲学的にはやはり、完全否定では無く、譲歩しつつその理論を否定してみる、と言う、ツンデレ女にぴったりの主義だと思ったので使いました。 本当にありがとうございました。 相当頑張らせてしまった2人なので、もう少し何か番外編や梓雪サイドを追加できたらと思います…! またどこかでお会いできますように! 柑実 ナコ
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