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お互いに痛いだけの行為なんて、メリットないですよ?って言ったら、宗親さんはガッカリして外へ遊びに行くようになってくださるかしら?
きっと誰が相手だって私の場合はあんなの、感じ方にそんな大差はないと思うし、しなくていいならその方が嬉しい。
痛いのや気持ち悪いのを我慢していたら、そのうち相手が勝手に果てて終わるって意味では、誰としてもきっと一緒だもん。
いつか赤ちゃんが欲しい私は、苦手だからと言ってそういう行為をずっとしないでいるわけにはいかないのだけれど、出来ればホント、〝生殖行為のためだけ〟にお手合わせ願いたいと思ってしまうくらい。
そもそも気持ち良くもない行為のためにコンプレックスのかたまりの胸を見せて、あからさまにガッカリされるのはものすごぉーく不本意なわけで。
その点で考えると、宗親さんは、私の陥没乳首のことも、それに付随する〝エッチのための条件〟も知っていらっしゃるから。
いちいち説明しなくていいの、すごく助かるかも?とも思ってしまった。
今気付いたけれど、もしかしたら宗親さんって、私の方にとってこそ救世主なのかも知れない。
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