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「春凪、もしかしてここをこんな風に誰かからいじめられるのは初めてですか?」
って、そんなの当たり前じゃないですかっ。
自分で触ったって、私のそこは頑なに顔を出さなかったのに!
正直な話、「誰か」どころか自分でも触れたことなんてありません!
これ以上刺激されたらおかしくなってしまいそうで……初心者だからこれ以上は勘弁して欲しいという気持ちを込めてコクコクとうなずいたら、宗親さんが嬉しそうに目を眇めたのが分かった。
その、Sっ気を隠すつもりのない深い笑みに、私は選択肢を間違えたんだ、と思い知った。
でも言うまでもなく後の祭りで――。
「約束では……胸が陥没しているのが恥ずかしいから見ちゃダメってことでしたよね?」
宗親さんが勝ち誇ったような極上の腹黒スマイルを浮かべて私の双丘を見下ろしていらっしゃる。
「――ということは、こんな風にしっかり勃ち上がってしまえば、見られても問題ないってことですね?」
私は宗親さんの言わんとしていることが分かって、戸惑いにキュッと縮こまった。
「ねぇ春凪、上も脱いで――僕に……キミの全てを曝け出して?」
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