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その笑顔に思わずキュンとして。
それと同時、下腹部がトロリと生温かく濡れて、触れられてもいないのに、と信じられない気持ちでいっぱいになる。
だって私、行為のたびにずっとずっと……濡れにくいってコウちゃんから責められていて……実際元カレには何をされても全然潤ったことなかったんだもの。
敏感な秘芽に触れられるのも、その下の入り口に触られるのも、ただただ痛いだけだった。
さっき、宗親さんに触れられて、初めて快感を感じて……そこがしとどに濡れたことにも驚いたけれど、今は何にもされていないのにこれ。
いつも、ローションをたっぷり垂らされてからでないと、男の人を受け入れることがままならなかった私なのに、一体どうしちゃったんだろう。
今日はたまたま?濡れたけれど、いつもはローションが必須なんです、って正直にお話したら、宗親さんはどんな反応をなさるのかな?
面倒くさくなって、夫婦ごっこはやっぱりやめましょうっておっしゃるかしら。
きっと、宗親さんはローションなんて、用意したりなさらないはずだもの。
そこまでして私みたいな不出来な女の子を抱かなくても、きっと彼ならもっといい女性が見つけられるはず。
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