32.春凪の愚痴と宗親の本心

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 Misoka(ミソカ)のマスターに頼まれてお店に連絡?  ん?  Misoka(ミソカ)のマスターってそんなお節介焼きなことまでしてくれるの?  え⁉︎  ソワソワと宗親さんを見上げたら、小さく吐息を落とした宗親さんから「Misoka(ミソカ)のオーナーの明智(あけち)統和(とうわ)と僕は、大学時代からの腐れ縁なんです」と信じられない告白をされてしまう。  マスターと宗親さんが繋がってるなんて初耳なんですけど!  同期会をする場所を決めあぐねていると話した時、「春凪(はな)行きつけのMisoka(ミソカ)にすればいいんじゃないですか?」と提案してくださったのは宗親さんだった。  足利(あしかが)くんたちにどうかな?って話したら「じゃあそこで」って話になって……幹事を引き受けてくれた北条(ほうじょう)くんが予約などの手配をしてくれて。  あれも実は宗親さんの手のひらの上で踊らされていたってこと?
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