2307人が本棚に入れています
本棚に追加
/720ページ
***
私の秘所から溢れた愛液が、蜜壺をかき回されるたび、恥ずかしいぐらいにいやらしい水音を響かせる。
「ぁんっ、む、ねちかさっ、そこ……ダメっ」
宗親さんの綺麗な指が私の膣内に挿入ってきているんだと思うだけでもキュンとしちゃうのに、その指が狙ったみたいに私の気持ちいい所を優しく、的確にノックしてくるから。
「あ、ぁんっ……い、あぁっ」
恥ずかしくて堪らないのに、鼻に掛かった甘ったるい嬌声を抑えることも、蜜口からトロトロと滴り落ちる愛液を止めることも出来ないの。
「これは冷たいね、春凪。……風邪をひいたら大変だ。――脱いじゃおっか」
宗親さんは、鏡の中。ひじの辺りまで私の体液で汚れてしまったご自身の手を私に見せつけるようにしながら、ぐしょぐしょに濡れそぼったショーツに手を掛けた。
汚れた下着を彼にはぎ取られることが堪らなくイケナイことに思えた私は、
「あ、あのっ。私っ、自分で……」
――脱ぎます、と言おうとして。
まるでそのタイミングを見計らったみたいに、有無を言わせず下着をずり下ろされてしまう。
結果、鏡越し。自分だけあられもない姿になっているのが見えて、私は羞恥心で消えてしまいたくなった。
最初のコメントを投稿しよう!