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宗親さんが私の良い所ばかりを擦りあげるから……すごく気持ちよくて宗親さんのことをもっともっと感じたいって思って。
余りの快感に頭の中が真っ白になったと同時、お腹の中がじんわり熱くなって、中に受け入れたままの宗親さんがびくびくと小刻みに震えたのが分かった。
いつもならこんなにハッキリと彼が達く瞬間を感じたりしないのにな。
今日の私、やっぱり何だかやたらと研ぎ澄まされてる……?
そればかりか、自分自身もキューッと膣内が収縮してそんな宗親さんの変化を逃したくないみたいに締め付けたのが分かった。
すっごく気持ちよくて……全身に力が入ったと同時、目の前がちかちかして。
その反動みたいに物凄い倦怠感に襲われて力が抜けてしまった私は、足がガクガクして立っていられなくなってしまう。
きっと、宗親さんに腰を支えられていなかったら、その場にくず折れていたはずだ。
「……春凪、大丈夫?」
私のひざが情けないぐらいに震えているのに気が付いたみたい。
宗親さんが私を倒れないよう腕の中にギュッと抱き締めて下さった。
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