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それと同時、トロリと内腿を温かいものが伝うから。
私はドキッとして足をすり合わせた。
「春凪?」
それに気付いた宗親さんが心配そうに私の様子を窺ってきて。私は恥ずかしさでどうしたらいいか分からなくなる。
行為自体は終わったのに、こんなにもたくさん愛液を溢れさせてしまうなんて。
私どれだけふしだらなの。
そう思ったら無意識。
宗親さんの腕からするりと逃れるようにその場にしゃがみ込んでしまっていた。
「あ、あのっ。私……か、身体を洗うので……その……」
こうやってしゃがみ込んでいても、中からあふれ出る感覚が止め処なく伝わって来て、私は後ろめたさで消えてしまいたくなる。
なのに。
「僕に洗わせて?」
宗親さんは私のすぐそばにひざをつくと、そっと私をバスチェアに座るよう促してくるの。
「あ、あのっ、でも私、今っ」
足をギュッと閉じてドロドロになった秘所を宗親さんの目から隠すようにしたら、
「下。溢れてきて気持ち悪いんでしょう? それ、僕のせいだから。お願い。綺麗にさせて?」
って真剣な顔で見つめられた。
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