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波多真理 9
さとちゃんと私は、2人である場所に向かった。
そこは警備室。
「どうも、お世話様です。会長の秘書の里見です」
さとちゃんは、警備員に名刺を渡した。
「はい…」
警備員は、名刺を不思議そうに見ている。
こんなところに何で会長秘書が来るんだろう、と思っているだろう。
「突然すいませんね。会長に頼まれて、ちょっと調べたいことがあって。データー確認させてもらいたいんですけども」
さとちゃんは相手に不快感を感じさせない雰囲気がある。
「そうゆうことなんですね。わかりました。こちらへどうぞ」
警備員に奥の部屋に案内される。
「このパソコンに、データは入っています。調べる日時が分かっているならここに入力して頂いて……」
私とさとちゃんは、パソコンの前に座った。
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