1/1
前へ
/14ページ
次へ

ーPM 5:14ー いつもと同じ時間、同じ車両に、あなたはいる。 幸せそうな横顔は、いつもそばに彼女がいるから。 名前も年齢も知らない。 超進学校の制服を着てる。 それだけ。 普通の私とは、縁がない人。 別に、好きって訳じゃない。 カッコイイから、なんとなく見てるだけ。 彼女も美人だし、『美男美女』だな、って、見てるだけ……。 ただ、それだけ。 ――だった。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加