しあわせやさん ～しいほうみの日々の潤いエッセイ＆小話～

夜の推しカプ質問シート（流×翠）①

おはようございます。うみです。

昨日はエッセイ1000ページのお祝いを沢山の方がして下さって嬉しかったです。

これからも私のアンテナにひっかかった素敵なことを紹介していきたいです。

どうぞ宜しくお願いします。

さて、8月も最終週ですね。

先週は夏バテで、いまいちな調子だったので、お家に籠もっていました。

そんな中、昨日auさんから素敵な贈り物が届きました。

少し早い私の誕生日プレゼントも兼ねて、岐阜のお土産をぎっしり詰め込んで下さいました。

お米とドレッシングまで､嬉しいです。

こもりんにもどら焼きとお饅頭が！
ちゃっかり枕と布団にしてました😁

「寝心地いいですねぇ～」

そしてネーミングも箱も中身も素晴らしいお菓子をいただきました。
こちらです。

ｋａｓａｎｅ
夏
青空のかけら

もうこの3行だけで、キュンキュンしませんか。

繊細な箱をそっと開けると！

わわぁ～っと、感嘆の声が漏れてしまいました。

透き通ったガラス細工のような3色団子

表面の薄氷のようなパリパリとした食感と、中の優しい甘い寒天が合わさって繊細で上品な味わいです。

青はライチ
白はレモン
黄色はグレープフルーツ

爽やかで甘酸っぱい美味しさ。

綺麗な器にのせて、月影寺の竹林を眺めながら……流が点てたお抹茶と一緒にいただきたくなるような和菓子でした。

翠流のご贔屓です。

＊＊＊＊

夜の推しカプ質問シート（流×翠）①

夜バージョン第一弾は翠流です。

1

「あーこれは俺だな。俺の方が早起きだ」
「流、そんなに威張らないで……本来なら住職である僕が早く起きるべきなのに、誰のせいで最近起きられないと……」

　翠が可愛く文句を言うと、流が腰に手をあてて豪快に笑っています。

「そりゃ俺だろ？　俺が夜な夜な抱き潰しているからな、はははっ」
「流、ここでは……声を控えておくれ」
「ん？　うみさんしかいないぞ」
「その後ろの……障子と壁が危険なんだ。人の気配がしないか」
「まさか……目あり？」

2

「これは事後だな。事前は正直早く翠をこの腕に抱きたくて、そんな余裕ない」
「……流、あからさまだよ。もうちょっとロマンチックに答えておくれ」
「むむ、そうか。翠は事後だよな。寝惚けながらもずっと俺の名を呼んでくれる」
「えぇ？　そうなの？」
「流……流ってずっと俺の頭を撫でているぞ」
「ふふ、小さい頃を思い出して、寝惚けているのかな？　『良い子だね～』って」
「お、おーい、俺をいくつだと？　もうちょっとロマンチックに答えてくれよ」

3
「すると思います」
「するよな」

　翠が背筋を伸ばしてキリッと答えると、流も同意している。

「やっぱり昼間の翠は、俺の恋人というより、住職、長兄、父の顔と忙しいもんな。だから必然的に俺もビシバシしごかれているよ」
「そうかな？　流には指導することが多いんだ。仏門に関してはまだまだ教えることだらけだから」
「渇が飛んでくるよな」
「流が煩悩をまき散らすからだ」
「はは、夜は圧倒的に俺だよな」
「ん……流にされるがままだ」

　翠は満更でもないように、楽しそうに笑っています。

4

「僕ですね」
「翠だな」

　ここは一致。

「翠の理性をどう剥いでやろうか、俺は毎晩、果敢に挑むってわけさ」
「そんな」
「翌朝になれば涼しい顔で袈裟を着こなす恋人だからな、俺の翠は」
「流……そんな僕はいやかい？」
「とんでもない、毎日新鮮だ」

　惚気てません？？😁

5

「五分五分かな」
「僕もそう思うよ。僕達素直になれない時期が長かったから、今は躊躇わずに相手の名を呼ぶようにしているよね」
「あぁ、何でも翠……俺の翠……大好きな翠……愛している翠と……な」
「流、待って、まだインタビューの途中だよ」
「悪い！　インタビューの内容に興奮してきた。宗吾みたいになるところだったぜ」

6

「これは絶対翠だ！」
「えぇ？　僕なの？」
「『なぁ、駄目か』攻撃がえげつない」
「ふふ、それはね、流に甘えているんだよ」
「お！　そうか､甘えてくれているのか」
「そうだよ。そんな見境なく連発はしていないつもりだよ」

　さぁ……どうだか？

　この二人も楽しいですね。夜の質問がぴったり！

　続きはまた明日💕

　今日も小さな幸せが見つかる良い日でありますように🍀